大会理念

 我が国は、国土の約7割を山地が占める「山の国」です。
 山は、命の源となる水を生み、森林や田畑を潤し、海を育てます。そしてまた、新鮮な大気が作られ再び雨となって山にもたらすといった、自然のサイクルの根幹を担っています。古来より、山は畏れと敬意を持って尊ばれる存在であると同時に、人間社会にとって恩恵の源として存在しており、これら山の恩恵は、次代を担う子どもたちに着実に引き継いでいかなければなりません。
 そこで、本年8月に本県那須町で開催する第2回「山の日」記念全国大会では、「山の日」の意義である『山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する』ことへの理解促進はもとより、山の事故や自然災害への対応、美しく豊かな自然を守り、次の世代に引き継ぐことの大切さについて広く浸透を図ります。

大会の目標

① 全国大会のテーマ「山と共に ~人と自然がつながる社会へ~」を実践する大会
  
 山と共に生きていくため、山に関する歴史や文化の継承、自然体験の機会の創出、環境保全、観光振興、健康増進、山岳遭難、山の事故や自然災害への対応など様々な課題の解決に向けた施策の展開につなげ、地域の活性化を図る大会とします。
② 「とちぎらしさ」を実感できる参加・体験型の大会
  
 本格的な登山から、身近な里山における自然体験や健康づくり等の場まで、幅広い分野で多くの方々に親しまれている、本県の山々の特徴を最大限に活かして「とちぎらしさ」を存分に実感できる参加・体験型の大会にします。
③ 山の魅力を満喫し、山の恵みに感謝する大会
  
 イベントにおける様々な体験を通じて、「とちぎ」の山々が育んだ美しい自然や豊かな食の恵み、さらには特色ある温泉などの魅力を満喫していただくことにより、山の恩恵に感謝し、山を守り育てていく大切さを広く伝える大会にします。
④ プレデスティネーションキャンペーン等と連携し、開催効果を広く波及させる大会
  
 8月11日の「山の日」を中心とする夏休み期間をメインに、春季から秋季にかけて県内各地で開催される「山の日」に関連したイベントと連携するとともに、プレデスティネーションキャンペーン(※1)や国立公園満喫プロジェクト(※2)との相乗効果を発揮させ、「とちぎ」の魅力を全国に発信することで観光誘客を図り、その効果を広く普及させる大会にします。

“五感で満喫「とちぎの山」”を大会コンセプトとして大会を展開

※1 デスティネーションキャンペーン(DC)
JRグループ6社(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州)と地域(地方公共団体、住民、企業など)が協働で取り組む国内最大級の観光キャンペーン。
平成30年4月~6月に実施するDCの対象地として栃木県が選定され、第2回「山の日」記念全国大会を開催する平成29年には、4月~6月の期間でプレDCが行われる。

   

※2 国立公園満喫プロジェクト
平成28年3月に政府が取りまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき、環境 省が日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化を図ることを目標として実施する取組。
平成28年7月に先行的・集中的に取り組む8つの国立公園が決定し、そのうちの一つに日光国立公園が選定(選定のポイント:欧米人来訪の実績)された。

記念式典

基本的な考え方
 
 鳥瞰映像により、雄大で美しい「とちぎ」の山々を視覚的に体感いただくほか、山に深く関わる人々による山への感謝のメッセージに耳を傾けていただき、「とちぎ」の山の魅力を五感で満喫していただきます。
 また、「山と共に ~人と自然がつながる社会へ~ 」に向けたメッセージを発信します。
  
日 時
  
8月11日(金)9時15分~10時40分
  
場 所
  
那須町文化センター
プログラム
  

メインアトラクション

● 栃木の山々、名所を映像で紹介
● 船村徹氏プロデュース「山はふるさと」の合唱
● 加藤登紀子(歌手)による山の日コンサート ほか

出席者
  
 国務大臣(関係省庁)、山の日制定功労者(山の日議連・全国山の日協議会)、県選出国会議員、協賛企業、国機関、次期開催自治体関係者、県・市議会議員、地元(地域)関係者等、県・市町関係者、山岳関係者、一般参加者等

シンポジウム

基本的な考え方
 
 山は登山という側面だけではなく、自然体験や健康づくりの場として親しまれていることや、清冽な水や新鮮な空気、さらには実り豊かな農作物を育むなど多くの恩恵をもたらしているという視点で掘り下げて考えることで、改めて山の恵みに感謝し、美しく豊かな自然を守り、次の世代に引き継ぐことの大切さを伝えるとともに「山と共に ~人と自然がつながる社会へ~ 」をテーマとしてディスカッションします。
  
日 時
  
8月11日(金)11時00分~12時00分
  
場 所
  
那須町文化センター
プログラム
  

パネルディスカッション

小林綾子(女優)、野口健(登山家) ほか
コーディネーター 萩原浩司(山と溪谷社)

  
出席者
  
記念式典の参加者と同じ

歓迎フェスティバル

基本的な考え方
 
 来場いただく皆様に、「那須」はもとより「とちぎ」のいいものを五感で感じ堪能していただくとともに、食の提供や健康づくり体験を通じて、改めて山の恵みに対する感謝の気持ちを想起させる契機とします。
  
日 時
  
平成29年8月11日(金) 11時00分~19時00分

※開催時間は、周辺道路の渋滞発生を防ぐため、記念式典等の時間との重複を避けるとともに、那須町内の宿泊者等が夏の夜の夕涼みとして気軽に参加できるよう設定する。

  
場 所
  
那須町余笹川ふれあい公園
  
来場者
  
5,000名程度を想定

これまでの取り組み

H23
栃木県知事提案により関東地方知事会から国へ「山の日」制定を要望
H25.11.11
全国「山の日」制定協議会(現:全国山の日協議会)発足(福田知事発起人、副会長就任)
H25.11.29
「山の日」をつくろう栃木県連絡協議会(現:栃木県「山の日」協議会)発足
H26.05.23
「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」(通称「山の日」 法案)が賛成多数で成立
H26.05.27
山の日をつくろう!シンポジウムの開催(県総合文化センター)
H27.10.04
「山の日」制定記念シンポジウム みんなで「山の日」を考えよう!開催
H28.08.08
第2回「山の日」記念全国大会開催地が本県那須町に内定
H28.08.11
栃木県「山の日」制定記念フェスティバル開催(日光市)
H28.10.28
第2回「山の日」記念全国大会実行委員会設立

実行委員会の構成員

( 一財)全国山の日協議会、栃木県、那須町、警察庁、消防庁、文部科学省、スポーツ庁、林野庁、国土交通省、観光庁、環境省、栃木県市長会、栃木県町村会、栃木県「山の日」協議会、栃木県森林組合連合会、(公社)栃木県観光物産協会、(一社)那須町観光協会、(社福)とちぎ健康福祉協会、NPO法人栃木県ウオーキング協会、栃木県農業協同組合中央会、(株)下野新聞社